オリックス生命とはどんな保険会社なのか?特徴やメリット・デメリットを徹底的に紹介します!
![](http://hoken-labo.work/wp-content/uploads/2020/12/AdobeStock_115750738-1024x683.jpeg)
あなたはオリックス生命についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?有名な企業であることは分かりますが、イマイチどんな保険会社なのかは、よく分からないのが実情ではないでしょうか?そこで今回は「オリックス生命」について、特徴やメリット・デメリットなどを詳しくご紹介していきます。
オリックス生命とはどんな保険会社なのか?
オリックス生命は1991年に設立された、比較的新しい保険会社です。プロ野球チームを保有している事でも有名ですね。元々はアメリカの保険会社である「ユナイテッドオブオマハ生命保険会社」の合弁会社でしたが、1992年に完全にオリックスグループの全額出資になりました。当時、直販で契約するのが当たり前だった保険業界で、いち早く代理店販売と通信販売の2通りのみの営業方法を行っていた会社です。直販でないためコストがかからず、保険料が安い事でも有名です。
オリックス生命の特徴を簡単に説明!
オリックス生命にはどのような特徴があるでしょうか?簡単にまとめてみました。
直販の営業マンが2016年までいなかった
オリックス生命には設立当初、「直販」という販売チャネルがありませんでした。そのため、直販の営業マンもいない生命保険会社として有名だったのです。直販の営業マンを雇わないことで、大幅にコストカットをすることが出来、「オリックス生命の保険は安い」というイメージを打ち出していました。しかし、昨今の保険業界の流れは、「対面式の面談をして、信頼できる会社と契約する」というのが一般的になっています。そのため、2016年から直販の営業マンを雇い、自社でも保険販売を行っています。
「保険料が安い」をいち早く打ち出していた会社
1991年の設立当初から、オリックス生命の保険料は安いと言うのが、一般的な評価でした。営業マンが在籍しないため、そのコストカットを商品に転化できたためです。以前は、掛け捨てタイプの保険で、安さを前面に出していましたが、現在は貯蓄型、外貨建て商品などの商品ラインナップも広げ、他社と同等、もしくは多少割高な保険になっています。
ソルベンシー・マージン比率が高く信頼できる
オリックス生命のソルベンシー・マージン比率は、2020年3月末の時点で「1806.5%」と非常に高いポイントを出しています。通常の基準値が200%なので9倍以上の数字です。一方でR&I格付投資情報センターの信用格付けは「AA-」となっています。格付けは多少低いですが、ソルベンシー・マージン比率の高さから、かなり安心出来る保険会社だと言えるでしょう。
オリックス生命の営業マンの対応は?
オリックス生命には2016年から直販営業マンが誕生しました。「コンサーブアドバイザー」と呼ばれ、業界内でもエリートクラスの、ファイナンシャルプランナーが担当していることで有名です。高額の給与を貰っているため、強引な保険の勧誘をしてこないと言われています。もちろん、エリートなので専門性の高い保険商品の説明を受けることが可能です。
オリックス生命の保険商品をご紹介!
では、ここでオリックス生命にはどのような保険商品があるのか、ご紹介していきます。
保険種類 | 商品名 | 簡単な特徴 |
定期保険 | 定期保険 ファインセーブ | 掛け捨て型の、死亡保障に特化した定期保険 ネットでも、対面でも申し込める |
定期保険 | 定期保険ブリッヂ | 掛け捨て型の、死亡保障に特化した定期保険 ネットのみの扱いで割安 |
定期保険 | 短期定期保険 | シンプルな保障を1年更新で加入する定期保険 対面のみで契約可 |
定期保険 | 無配当定期保険 | 98歳満了をはじめ、多彩な加入方法を選べる 定期保険 対面のみで契約可 |
終身保険 | 終身保険ライズ | 貯蓄性のある一般的な終身保険 対面でも ネットでも 契約可 |
終身保険 医療保険 | 死亡保障付き 医療保険 | 死亡保障と医療保障を受けられる終身保険 対面でも ネットでも契約可 |
外貨建て保険 | 米ドル建て 終身保険 キャンドル | 長期的な貯蓄機能も備えた外貨建て終身保険 対面のみ |
特定疾病 医療保険 | 特定疾病医療保険 ウィズ | がん・心筋梗塞・脳卒中をカバー。 低解約型の終身タイプと掛け捨て型から選べる |
がん保険 | がん保険ビリーブ | がん診断時と治療費をダブルで手厚く保障する がん保険 |
養老保険 | 養老保険 | 貯蓄と資産形成を両立できるスタンダードな養老保険 対面でのみ契約可 |
一部を抜粋しましたが、以上がオリックス生命の代表的な保険商品です。ポイントなのは、「ネットからしか契約できない割安保険」と「対面からしか契約できない専門的な保険」とで分けられている事です。対面販売の場合はコンサーブアドバイザーがかなり専門的な部分まで説明してくれるので、安心して契約をすることが出来るでしょう。死亡保険、終身保険、外貨建て保険、養老保険と様々な商品があります。
オリックス生命に加入するメリット・デメリット
オリックス生命の保険に加入するメリットやデメリットにはどんなことがあるでしょうか?具体的に見ていきます。
メリット
メリットは以下の通りです。
- 幅広い商品ラインナップと、ネットからの契約も出来る商品が多い
- ソルベンシー・マージン比率が非常に高いので支払い能力にある一定の信用がある
- コンサーブアドバイザーというスキルの高いファイナンシャルアドバイザーがいる
- ネットからの申し込み商品であれば割安
オリックス生命のメリットは「対面でも契約出来、ネットからの契約も出来る商品が多い」ということです。ネットからまた、ネットから計野洲出来る商品であれば、割安な価格で販売されているので、非常にお得です。元々オリックス生命は、幅広い販売チャネルが売りだったため、今でも簡単に契約しやすいところが魅力でしょう。
また、オリックス生命のソルベンシー・マージン比率は、1,806%と物凄い高さです。生命保険に入っていて、一番の不安要素は、「保険金を支払ってもらえないのでは?」ということですが、オリックス生命に関しては、そういった心配をする必要は無いでしょう。R&I投資格付情報センターの格付けは多少低いですが、ソルベンシー・マージン比率はだけを見ると問題なさそうです。
保険会社にとって、どれだけスキルの高いファイナンシャルプランナーを確保できるのか?は信用問題に繋がる大きなポイントですが、オリックス生命ではコンサーブアドバイザーと呼ばれる、スキルの高いファイナンシャルプランナーが沢山いるため、安心して契約を結ぶことが出来ます。
デメリット
一方で、オリックス生命のデメリットは以下の通りです。
- コールセンターの対応があまり良くない評判
- 保険商品をきちんと説明してくれない場合もある
オリックス生命の評判でたまに見かけるのが、「コールセンターの対応の不備」です。コールセンターのスタッフの対応が良くない、コールセンターに電話をしてもつながらない、などの声をよく見かけます。また、コンサーブアドバイザーは保険について非常に詳しい反面、素人には分かりにくい事をきちんと説明してくれない場合もあります。対応の問題なので、かなり見極めは難しいですが、分からないところは徹底して聞くようにしましょう。
まとめ
というわけで、今回はオリックス生命について詳しく解説してきました。様々な特徴や、メリット・デメリットがありますが、支払い能力や、ファイナンシャルプランナーの質を見ると、そこまで悪い保険会社ではないはずです。生命保険は人生で2番目に大きな買い物と言われています。慎重になって、しっかりと相談し、あなたの納得した保険会社を選ぶことをおすすめします。