フコク生命とはどんな保険会社?その特徴とメリット・デメリットをご紹介!

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将来を心配するのであれば、是非とも加入しておきたいのが生命保険です。そこで今回は日本大手の生命保険会社の一つである「フコク生命」について詳しくご紹介していきます。この記事を読んで頂ければ、フコク生命について詳しくなって頂けるでしょう。

フコク生命とはどんな保険会社なのか?

フコク生命は1923年創業で、当時の名前は「富国徴兵保険相互会社」というものでした。1945年に現在の社名である「富国生命保険相互会社」に名称変更されています。相互会社ということで、株式会社とは異なり、保険者も出資者の一部という扱いをしている会社です。

多くの方は「フコク生命」というカタカナ表記の方が馴染みはあるかもしれませんが、正しい表記は「富国生命」という漢字表記になっています。ただ、パンフレットや街頭看板ではフコク生命と表記をされています。どちらの書き方でも同じ会社という事になります。

フコク生命の支払い能力などの基準を示す値、ソルベンシー・マージン比率は1,244%(2020年度第1四半期)と、基準値の200%の6倍にも達していて、十分な支払い能力があると言えるでしょう。格付投資情報センターによる信用格付けも「AA-」となっていて、「保険金支払能力は極めて高く、優れた要素がある。」と表記があります。かなり信頼できる保険会社になります。

フコク生命の保険の種類にはどのようなものがあるのか?

では、ここでフコク生命の保険の種類を一部ご紹介しましょう。

保険種類商品名簡単な特徴
複合型保険未来のとびら様々な保険を組み合わせられる複合型の保険
主契約が無いのが特徴
定期保険定期保険通常の定期保険
無配当定期保険の為、割安な保険料で加入できる
医療保険医療大臣プレミアエイト0歳から65歳までを契約年齢とする定期型と、
15歳から75歳までを契約年齢とする終身型
の2種類のタイプから選ぶことが出来る医療保険
学資保険みらいのつばさ子供の成長に合わせた貯蓄型の保険
出産予定日の140日前から加入することができる
個人年金保険みらいプラス個人年金積立用の保険
保険料払込期間中に万が一被保険者が災害によって
亡くなった場合、死亡給付金の1.1倍の金額を
災害死亡給付金が受け取れる

こちらが、フコク生命の保険の一例です。特徴的なのは、後述しますが「未来のとびら」と呼ばれる複合型の総合保険で、なんと主契約が無い保険なのです。また、医療保険にも、定期型と終身型があることも特徴の一つでしょう。定期保険も準備されていますが、「無配当型」のため、保険料の支払いが他社よりも割安だというメリットがあります。

主契約が無い「未来のとびら」とはどんな保険?

フコク生命の主要保険である「未来のとびら」には、主契約がありません。通常の生命保険というのは「主契約+特約」という形で販売されるのが普通。未来のとびらの場合には「好みに合った特約のみを組み合わせて契約する」という特徴があります。特約のラインナップは以下の通りとなっています。

保障内容特約
万が一の保障収入保障特約
定期保険特約 など
介護や障害への保障生活障害保障特約
介護収入保障特約 など
働けなくなった場合の保障就業不能保障特約
医療保障生活習慣病特約
先進医療特約
がん特約
女性疾病特約 など
その他の保障保険料払込免除特約
災害割増特約 など

この中で好みの特約を組み合わせ、保障内容を構成していきます。自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが出来るのが特徴です。

ただし、この未来のとびらでは「ひとつの特約はひとつの保障」という特徴があります。例えば、一般的な介護保障特約は、介護保険金と死亡保険金の2つの保障内容が含まれています。この場合、介護保険金を受け取ってしまうと、死亡保険金を受け取ることは出来ません。

一方で未来のとびらでは、介護への備えは「介護保障特約」、死亡時の保障は「定期保険特約」となり、それぞれの特約が独立して重複することはありません。その為、その他の特約に影響することなく、自由度の高い保険を構成することが出来るのです。

フコク生命には「がん保険」がない?

前項の表の中に「がん保険」がありませんでした。実はフコク生命には「がん保険」と呼ばれるものが無いのです。ただし、特約の中には「がん特約」というものがあります。医療保険にこのがん特約を付けるとグループ会社であるセコム損害保険株式会社のがん保険「自由診療保険メディコムプラス」に加入する事になります。

「自由診療保険メディコムプラス」の特徴としては、がんで入院した場合に日数無制限で入院給付金を受け取れるということです。また、がんによる通院治療費は5年ごとに1,000万円まで保障されます。フコク生命自体にがん保険はありませんが、がん特約を付ければ同じ状態です。

フコク生命に加入するメリット・デメリットをご紹介

では、フコク生命に加入するメリットやデメリットにはどんなものがあるでしょうか?

フコク生命のメリット

まずメリットはこのようなものです。

  • 未来のとびらに主契約がないので、必要な保障だけを組み合わせることができる。
  • それぞれの特約がバラバラになっているのでムダ金が発生しにくい
  • 定期保険が無配当の為保険料の支払いが安い
  • 介護保障の給付条件が、公的介護制度にリンクしているためわかりやすい。

以上がフコク生命のメリットです。主要保険である未来のとびらは、細かく設定された特約を好きなようにカスタマイズできるので、必要な保障のみが選べるメリットは大きいです。また、それに伴って無駄なお金が発生しないのもメリットでしょう。フコク生命の定期保険は無配当です。その為保険料の支払いが安く抑えられるのはメリットになります。定期的に保険の見直しを行いたい方には気軽に加入しやすいかもしれません。さらに、介護保険の給付条件が「公的介護制度にリンクしていること」は、一つにメリットです。介護保険の給付条件が、会社によっては独自規約で決められているため、線引きが難しいのです。フコク生命ではそのような事は無いでしょう。

フコク生命のデメリット

では、一方でフコク生命に加入するデメリットはどのようなことでしょうか?

  • 就業不能保障の給付条件が「いかなる仕事にも従事できない」となっているため、受け取るのが厳しい。
  • 三大疾病の給付は、がんの場合は入院することが条件になっているため、入院治療しないがんには対応していない。

就業不能保障の線引きも、かなり難しい線引きになりますが、「いかなる仕事にも従事できない状態」というのは、かなりハードルが高いので、大きなデメリットになります。また、ここ近年のがん治療は、「通院の割合」が非常に増えています。そのため「入院を伴わないがん治療には適応されない」のであれば、なかなか保障を受けることが難しくなします。やはり、一長一短なのが生命保険というところでしょう。

まとめ

というわけで、今回は日本大手の保険会社の1つ「フコク生命」について詳しくご紹介してきました。未来のとびらのように、自由にカスタマイズできる保険がある一方で、その内容にも多少の問題があることが分かります。ただ、これだけの種類の特約を好きなように組み合わせられるのは、大きなメリットだと思います。それに伴う無駄な保険料も発生しません。あとは、あなたがこの内容をどう捉え、どのように活用していくのか?というところが大きなポイントになるでしょう。気軽に生命保険に加入しやすいという点では、有用な保険会社だと言えそうです。